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ブラジルの新型コロナ、再び増加の気配

 ブラジルのメディア・コンソーシアム27日の新型コロナ・パンデミック調査によると、累積死亡者は594,702人、累積感染者は21,364,489人になりました。移動平均は死者、感染者ともに下げ止まっています。

 この日は218人というパンデミック開始以来1日で最小の死者を記録しましたが、過去7日間の死者の移動平均は524人と500人を超え、14日前の平均と比べても1%増でした。また、一日の感染者は15,092人が報告され、過去7日間の移動平均は18,588人になっています。この数字は2週間前と比べ 23%増で、感染者の増加がうかがえます。ただ最悪期の感染者平均は77,295人で、それと比べれば大きく減少しています。

 ワクチン接種を2回終えた人は41%(初回のみの人は68%)と半数まであと一歩の所まで漕ぎ着けています。

 主な州の死者動向を見ると、パラナ州(31%増)、サンパウロ州(20%増)は上昇、リオデジャネイロ州(3%減)は横ばいになっています。