ブラジルメディア5日付けによると、ゼツリオ･バルガス財団の調べで、ブラジル人の貧困層が急増していることが判りました。2020年8月の950万人から2021年2月には2700万人以上と3倍に増えています。
貧困層の人は、食料価格の高騰で食べるものさえない状態です。腹の空いた人が街中に溢れているともいいます。街の清掃人は、「娘と孫娘のために週180レアルで生活している。この金が無ければ、食べることができない」と言います。
同財団は、今のブラジルの貧困者の増加は、2012年以降で最悪のレベルと指摘しています。貧困者救済のボランティアに取り組んでいるNGOは、「貧民街の住人は朝食をとらず、必要な筋肉を持たずにボクサーと戦うようなものです。彼らのために社会からの寄付や緊急政府援助が必要です」と訴えています.。
