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W杯期間の航空券価格を2社が値下げ

 地元メディアによると、2014年サッカーW杯ブラジル大会の開幕戦と決勝戦までの期間、航空会社2社は航空券を最大80%の引き下げを行いました。同期間の航空券高騰の批判を受けたためです。
 アビアンカ航空はサントス・ドゥモン空港(リオ市)―コンゴーニャス空港(サンパウロ市)間の往復券の価格を2923レアル(約133000円)から80%割引の563レアル(約26000円)に引き下げ、タン航空(TAM)も同区間で2393レアル(約109000円)から1733.14レアル(約79000円)に28%割引しました。
 アビアンカ航空はW杯期間中の予約が殺到し過ぎたことが価格高騰の原因だと説明していますが、利用者からの批判の声が高まったこととブラジル政府が公聴会を開催したことで値下げを決断しました。
 ゴル航空(GOL)とアズール航空は航空券の値下げを行っていません。