ブラジルの一部空港で25日、国内線搭乗客の持ち込み手荷物の大きさ、重量制限を厳しくしました。大きさが55cm×35cm×25cmを超えるか、重量が10kgを超える各手荷物は飛行機内への持込みが禁止になり、預かり手荷物(有料)として貨物室に積まれます。厳しくなったのは首都ブラジリアのクビチェク空港、パラナ州クリチバのアフォンソ・ペナ空港、サンパウロ州カンピーナスのヴィラコポス空港、リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタルのアルイージオ・アルヴェス空港の4空港です。地元メディアがで伝えています。
国内の主要15空港では、国内線搭乗客に機内持込み手荷物の制限順守活動を行っています。運用が厳格化された4空港では先立つ10~24日まで、乗客への「指導」を行ってきました。4空港以外の11空港では現在も「指導」が継続されており、5月23日から11空港でも手荷物制限の運用が始まります。
5月23日に先立ち2日から運用される空港は、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテのコンフィンス空港、セアラー州フォルタレーザのピント・マルチンス空港、ペルナンブコ州レシフェのグアララペス空港、パラー州ベレンのヴァル・デ・カンス空港、13日からはゴイアス州ゴイアニアのサンタ・ジェノヴェヴァ空港、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレのサルガード・フィリョ空港、サンパウロ州サンパウロのコンゴーニャス空港、リオ・デ・ジャネイロ州のアントニオ・カルロス・ジョビン空港とサントス・ドゥモン空港、23日からはバイア州サルヴァドールのルイス・エドゥアルド・マガリャンエス空港、サンパウロ州のグアルーリョス空港です
ブラジルでは国内線の預かり手荷物が有料化された後、多くの乗客が機内持込み手荷物だけで飛行機を利用するようになり、許可されているサイズを超える荷物を持ち込む乗客が多く、搭乗時に混乱が生じていました。