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W杯の外国人向けチケット価格は90〜990ドル

 地元での報道によると、国際サッカー連盟(FIFA)は19日、ブラジルで開催される2014年ワールドカップ(W杯)の公式チケット販売の詳細を発表しました。発表によると、ブラジル国内向けの最も安いチケットの価格は30レアルで、W杯史上の最安値になりました。チケットの予約販売は8月20日の午前7時からFIFAの公式サイト上でのみ行われ、合計で約300万枚のチケットが3回に分けて販売されます。
 W杯本大会は来年6月12日〜7月13日に開催され、チケットの配布は来年4月15日からを予定しています。最も安いチケットは、グループリーグの試合のカテゴリー4に属するチケットで30レアル。ただし対象者は学生、60歳以上の高齢者、ブラジル政府の家族手当プログラム受給者となり、割引対象者以外のチケット価格は60レアル(2700円)です。ブラジル国内向けの最も高いチケットは、決勝のカテゴリー1のチケットで1980レアルに設定されました。
 サンパウロ市のイタケロン競技場で来年6月12日に行われる開幕戦のチケットの価格帯は80〜990レアルで、リオ市のマラカナン競技場で行われる決勝のチケットの価格帯は165〜1980レアルです。
 外国人向けのチケット価格は最安値がグループリーグのカテゴリー3の90ドル(約9000円)、最高値は決勝のカテゴリー1の990ドル(99000円)となっています。