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サンパウロ市の名物「東洋市」の開催が増加

 毎週土、日曜日、東洋街の中心「リベルダーデ広場」で開かれているる東洋市が、サンパウロ市の方針で金曜日にも開かれることになりました。リベルダーデ広場は地下鉄リベルダーデ駅前という絶好の場とあって、いずれの露店も売り上げは良く、開催の増加で売り上げ増になることから、各出店者は喜んでいます。
 開催日の増加は、東洋市が市民に好評なことからサンパウロ市が決めたもので、4月からは、第二、第四金曜日にも開かれています。 出店者には、家賃や税金もいらず、売り上げ全て利益となる商いだけに、開催日の増加は思わぬプレゼントになったようです。
 このため東洋市への出店希望者は多いのですが、空きはなく、出展希望者は数年に一回、欠店が出たときにだけ行なう募集まで待たなければなりません。それに、出店の条件は商品は全て手作りに限られ、出展希望者には厳しいテストが行われます。リベルダーデ大通りの東洋文化会館で行なわれるテストでは、審査員であるある市職員の目の前で商品の制作実演をしなければならないそうです。