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リオで牧師さんが射殺される

 リオ・デ・ジャネイロ州ノーバ・イグアス市で25日午前、牧師さん(36歳)の射殺体が発見されました。殺害された牧師さんは同市の教会に3年前から生活しており、自家用車のそばで5発の銃弾を浴び倒れていました。銃弾は右脇腹、背中、腹部、足などに命中しており、犯人は助手席にいて脇腹を撃ち、牧師さんが車外に逃げたところを背後から撃って射殺したものと考えられています。
 このため犯人は、車に同乗していた可能性があり、顔見知りの犯行というのが有力です。牧師さんの寝室からはアルコール飲料と使用済みのコンドームが発見されており、女性関係、不倫による怨恨が考えられるそうです。
 銃の所持が比較的容易なブラジルでの典型的な事件といえそうです。渡伯の可能性のある人は、ブラジルの犯罪者は平気で発砲するということを肝に銘じておきましょう。