大抵の日本人は、ブラジルというとアマゾンのイメージが強いせいか、熱帯性の気候だと考えているようです。ところがブラジルは日本の２３倍もの広さがあります。この２３倍という広さは実感できにくいものですが、こう考えてください。４DKに住んでいる人が２３倍もの広さに住むとしたら、９３DKの広さに住むことになるのです。いかがでしょう、広いでしょう。
従ってブラジルは熱帯ばかりでなく、南の方へ行くと、温帯の気候もあります。と言うわけで、冬真っ盛りのブラジル南部の州サンタカタリーナ州で、１９日、零下４.２度を記録したそうです。サンタカタリーナ州よりさらに南のリオグランデドスール州には、雪を見たいという観光客が押し掛けるそうですが、この日は強風のため雪は降らず、車の屋根にうっすらと氷が張っていただけとか。雪見客の願いはかなえられなかったようです。
それにしても雪見とは、ブラジルにも粋な人がいるんですね。
