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ヴァリグ・ブラジル航空の売却、実質決まる

 サービスの低下で客離れが続き、TAM航空との合併話が持ち上がるなど経営危機を伝えられていたヴァリグ・ブラジル航空が、事実上売却されることが決まったようです。サンパウロで発行されている伯字紙が伝えています。
 同紙の報道では、新しくブラジルに設立されるホールディング会社にポルトガル航空公社、ルーベン・ベルタ財団の他、ブラジル、ポルトガル、アメリカの投資家が参加、そのホールディング会社がヴァリグ航空を買収、経営に当たるということです。
 実質的な運営はポルトガル航空公社が当たる模様で、ブラジル関係の資本がいくらかは残るにしても、実際にはポルトガルの会社に経営が移ることになります。