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リオデジャネイロで6歳の男の子が行方不明

 ブラジルのメディアによると、6歳の男の子が4日、リオ西地区のバラ・ダ・チジュカ・ビーチで行方不明になり、警察と消防署が少年の捜索を続けていますが、7日になっても行方は不明のままです。警察は、この日遊泳禁止になるほど海が荒れていたことから「男の子は溺死の可能性も捨てきれない」としています。

 男の名前はエドソン・デイヴィといい、屋台の店を経営している父親と一緒にビーチに来ていました。デイヴィくんは父親に「ボディーボードを借りてほしい」と頼んでいましたが、海が荒れていることから借りてあげませんでした。その後、父親とキオスクでアサイーを買い、ひとりで遊歩道から砂浜へ行ったところまで判っています。

 子どもの母親と叔母が最後にいたと思われるボール遊びしていた砂浜に行きましたが、何の手がかりもありませんでした。家族は、誘拐されたのではないかと危惧しています。海岸の監視員によると、同日、子どもは海岸で一人で遊びにきており、水に入らないように注意したといいます。こうしたこともあり警察は、波に攫われた可能性も否定していません。

  溺死の可能性もあることから消防署は、海上の捜索も行っています。ただ家族は、別の男に連れ去られた可能性があると考えています。