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飛行機事故で死亡した親子の詳細判明

 ブラジルのメディアによると、マットグロッソ州と州境に近いビルヘナ(ロンドニア州)で29日、小型飛行機が墜落し親子が死亡した事故で、31日までに死亡した親子の詳細が分かりました。犠牲者はカンポ・グランデ市(マットグロッソ州)出身のガロン・マイア・フィーリョ(42歳)さんと息子のフランシスコ・ヴェロネジ・マイア(11歳)さんでした。

 ガロンさんは50の農場で40,000頭の牛を飼育する牧場主で、経験豊富な小型飛行機パイロットとして知られていました。 彼は家族から愛情を込めて「キコ」と呼ばれている息子と一緒に飛行機に乗っていて事故に遭ったものです。父子を乗せて墜落した飛行機は12年前に製造され乗客定員は5名の双発機ビーチクラフト・バロン58で、夜間飛行の許可を受けていました。

 消防署の調べによると、犠牲者の飛行機はカショエイラ・ダス・カベルナスとして知られる森林地帯の木々に激しく衝突していました。強い衝撃を受けており、近くの住民は衝撃音を耳にしていました。事故は29日早朝、同飛行機がジャクリーン農場に向けてビルヘナを離陸した数分後に起きていました。