中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

ブラジル大統領の半年間の支持率は38%

 ブラジルの「Folha de S.Paulo」紙が16日、ダタフォーリャ社が行ったルーラ大統領の支持率調査を報じました。それによると、支持率は37%で、不支持は27%でした。同調査は112の市町村で、2,010人の回答者を対象に12日から14日の3日間行われました。

 ルーラ政権が発足してほぼ半年が経過した時点での調査で、就任3カ月後に実施された前回調査と比較すると、若干の変動が見られました。前回調査のルーラ大統領支持率は38%、不支持率は29%でした。数字は横ばいで、政権は低空で安定し始めたと言えるようです。

 この数字は、2019年にジャイル・ボルソナロ前大統領が半年間在任したときの支持率33%、不支持率33%と似ています。調査会社は、ルーラ政権の今年前半の結果は、1995年のフェルナンド・エンリケ・カルドーゾ、2011年のディルマ・ルセフの前半半年の評価よりも低いとしています。