ブラジルのメディアによると、ベレン市（パラー州）とコンブ島を結ぶグアマー川で９日、乗務員と乗客10人を乗せた小型ボートが沈没、3人が行方不明になりました。軍消防隊と州民間防衛局が不明者の捜索を続け、10日、1人の遺体を発見しました。
ブラジル海軍の発表によると、発見された遺体の名前は発表されていませんが、これまでに死亡が確認されている赤ちゃんの母親と見られています。残り2人はまだ行方不明のままで、11日もダイバーによる捜索が続けられています。乗務員は無事でした。
沈没したボートの乗務員は無免許で、尾翼を操縦していた70歳の男性も無許可ででした。海軍は、乗客と船員はライフジャケットを着用していなく、ベレン市役所は「小型ボートは都市交通管理局に登録された協同組合のものではなかった」と話しています。
コンブ島は、特に週末には住民や観光客に人気のある場所のひとつで、船でしか行くことがでません。
