ブラジルのメディアによると、メキシコ国立移民研究所は6日、メキシコ東部の放置されたトラックで発見された343人の集団の中に、103人の同伴者なしの未成年者がいたと発表しました。メキシコ当局は、「103人の未成年者は、そのほとんどがグアテマラ出身である」と語りました。
移民局はまた、トラックには未成年者の他、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、エクアドル出身の大人212人と、「グアテマラとエルサルバドルの家族28人も乗っていた」と述べています。
放置トラックは国立移民研究所捜査官と地元検察庁が5日、ベラクルス州の道路で発見したもので、運転手はいないのに人の乗っている気配がしていたといいます。調べによると、彼らは身分証明として色のついたブレスレットを身に着けており、当局は「これらのアクセサリーは通常、メキシコと米国の国境に外国人を輸送する人身売買業者が身に着けている」と話しています。
移民局は、「トラックの車体には金属製の構造物とファンを下部に固定した二重床があり、天井には換気口もあった」と述べ、未成年者と家族はベラクルス州の社会援助当局に保護しました。