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サッカーの祝勝会で2人が撃たれ死亡

 ブラジルのメディアによると、リオデジャネイロ北部のカンポス・ドス・ゴイタカゼスで29日、12歳の少女と37歳の男性が銃撃され、死亡しました。死亡した2人の他に18歳の若者も撃たれましたが、負傷しただけで済んだようです。

 事件はサッカーの「フラメンゴ」チームがコパ・リベルタドーレス・ダ・アメリカ(サッカーのクラブチームによる大陸選手権大会)で「アスレチコ・パラナエンセ」に勝利し、祝勝会の混乱の最中に起きました。

 捜査中の警察は「現場付近で争いが起き、正体不明の男が発砲した」とのみ発表しています。目撃者は「被害者は流れ弾に当たったようだ」と話しましたが、別の目撃者は「狙撃者は少女と37歳の男性を狙って撃った」と証言しています。そして、18歳の若者については「流れ弾に当たった」と話しています。

 事件現場近くの歯科医院に防犯カメラが設置してあり、警察は犯行が記録されている可能性があると見て調べを続けています。