ブラジルメディアによると、英国のジョンソン首相とボルソナロ大統領が3日、ロシアのウクライナ侵攻について電話会談を行いました。これについてのブラジル政府のコメントはありませんが、英国政府は｢ウクライナでの緊急停戦を要求することで一致し、この地域での平和が優先されるべきだ｣と述べました。
ブラジルは国連総会でロシアの非難決議に賛成票を投じましたが、暗にロシア支持を見せているボルソナロ大統領は「国連決議に賛成票を投じるよう圧力をかけられた」と述べています。
英国政府の発表によると、電話会談でジョンソン首相は「プーチン政権のウクライナ侵攻の成功は世界が許さない｣と指摘、「ブラジルは第二次世界大戦の重要な同盟国であり、危機を解決するために声を挙げることが重要だ」とブラジルに積極的な発言を求めました。
