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ブラジルもデルタ株が増加中

 ブラジルのメディアンソーシアム4日の調査によると、新型コロナの累積感染者は2,000万人を超え、過去7日間の移動平均は1日あたり32,712人になっています。

 感染力の強いデルタ株(インド変異株)が増加してきており、大サンパウロ圏では感染者の23%、リオデジャネイロでは45%がデルタ株に置き換わっています。一日の新規感染者数は40,429人でした。

 また累積死者は559,715人(新規の死者1,118人)で、56万人目前です。しかし、死亡者数の7日間の移動平均は920人で、1月8日(872歳)以来最低でした。5日連続で1,000人を下回り、14日前の平均と比べ20%減少しています。

 なお、州の死者数を見ると、増加しているのは3州で、リオ州、パラナ州は横ばい、サンパウロ州は減少しました。ワクチンは4日現在、2回接種済みの人が20.61%になりました。1回でも接種した人は約半数に達しています。