ブラジルのメディア14日付けによると、東京オリンピックのメダルは携帯電話とコンピューターのリサイクル部品から作られました。オリンピック組織委員会はこのため78トン以上の携帯電話、コンピュータなど廃棄処分品を集め、金、銀、青銅を抽出しました。
大会で使用する約5,000個のメダルは全て、携帯電話、コンピュータなどのリサイクル品で作られています。携帯電話だけでも600万台以上が使用されました。
国連の調査によると、ブラジルはラテンアメリカで最も多くの電子廃棄物を出しています。その量は年間150万トンともいわれ、再利用されているのはわずか3%に過ぎません。
ブラジルでは2020年に電子廃棄物の収集に関する目標が設定されました。2025年までに400の都市で使用済みの電子廃棄物の管理が必要になり、これらの各都市では、各都市に1つの収集ポイントを設置する義務があります。