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インターネット利用者が1000万人増

 国内メディアによると、ブラジル地理統計院が発表した全国家庭サンプル継続調査で10歳以上のブラジル国民(約1億8100万人)の69.8%がインターネットにアクセスしていることが判りました。2016年は64.7%でした。この1年間で新たにインターネットの利用者が1000万人増加した計算になります。

 利用者は若者より年配者に増加が見られ、特に60歳以上の利用者が増加しています。また、10歳から13歳の年齢層も増加傾向にあります。インターネットへのアクセスは携帯電話での利用が多く、パソコンでの利用者は減少傾向にあります。

 インターネット利用の目的は、電子メールの送受信が低下し、音声または動画による連絡が増加しています。最も多かったのはアプリケーションを利用した文章、音声や画像メッセージの送受信でした。インターネットを利用しない人は、使い方が分からないからが38.5%で最も多く、興味がないというのも36.7%でした。