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ブラジルのコロナ禍、拡散速度アップ

 ブラジルのメディアコンソーシアムは24日、新型コロナウイルスパンデミック状況の新しい調査結果を発表しました。それによると、新型コロナによる累積死者は170,179人を記録し、累積感染者が6,121,449人に上っています。

 死者の一日当たりの増加は638人で、感染者は33,445人です。過去7日間の平均死亡数は491人、感染者数は30,350人になり、コロナの猛威に衰えが見られません。イギリス・ロンドンにあるインペリアル・カレッジ(ImperialCollege)の調査では、ブラジルにおける新型コロナウイルスの今週の拡散速度は、5月以来最高だったとしています。

 州の状況を見ると、リオグランデ・ド・スル、サンタカタリーナ、ミナスジェライス、 リオデジャネイロサンパウロなど10州で死亡者が増加しました。横ばいが連邦直轄区、マットグロッソ、パラーなど10州と連邦直轄区で、減少したのがパラナ、アラゴアスなど6州でした。

 注)思わぬ事態で休載していましたが、これから徐々に再開します(筆者)