ブラジルメディアによると、ペルー議会は2日、マルティン・ヴィズカラ大統領に対する新たな弾劾裁判開始を承認しました。大統領弾劾は、2カ月足らずで2回目になります。
今回の弾劾容疑はヴィズカラ大統領が2011年から2014年の知事時代に230万ソーレス（約400万レアル＝約7300万円）の賄賂を受け取ったというものです。
ヴィズカラ大統領は容疑を否定し、「新たな告発には何の証拠もない。これは政府を不安定化させるための試みである」と反論しています。
今回の弾劾裁判は、反対40票、棄権18票、賛成60票で承認されました。解職するかどうかの最終決定は、9日の議会で討論が行われ、その後に投票で決着がつけられます。
前回の弾劾裁判では、大統領解職に反対78票、賛成32票、棄権15票で乗り切りました。
