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コロナウイルスの予防法

 ブラジルメディアがコロナウイルスを防ぐ方法について、詳しく報道しています。まずコロナウイルスについての説明からです。

 コロナウイルスは1960年から知られている冠状ウイルスのファミリー名です。これらは呼吸器感染症を引き起こすのが特徴で、これまでにSARSやMersなどを引き起こしています。今回のコロナウイルスはCovid-19と呼ばれ、2019年12月下旬に中国で発見されました。最初の死亡は1月9日です。

 感染は、感染者がくしゃみ、咳、会話でウイルスを含んだ唾液を空気中に放出し、それを吸い込んだり、唾液が付着した手すり、ドアノブに触れることで起きます。キスや抱擁などの接触でも感染します。

 感染者の主な病状は乾いた咳、発熱、強い倦怠感などです。その他に体の痛み、鼻づまり、のどの痛み、下痢を訴える人もいます。

 予防法はウイルスが付着している可能性のある家具や手すりなどに触れた場合、徹底した手洗いが必要です。洗った手でも、目、鼻、口の粘膜に触れないことが肝要です。室内は清掃し、換気を心がけます。また、インフルエンザのような症状のある人と接触するとき、汚染の危険がある地域を旅行している人は、マスクの使用を勧めます。使い捨てマスクは2時間ごとに交換するのがベターです.