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下院が副議長解任の最高裁決定を覆す

 地元メディアによると、ブラジル下院は5日、最高連邦裁判所のホセ・ウィルソン・サンティアゴ副議長の解任を覆し、続投を決定しました。副議長の解任を下院で認めるには賛成257票が必要でしたが、170票しか集まらず、ホセ副議長の解任は否決されました。副議長は昨年12月から職務を離れていましたが、下院の決定で職務に復帰することになります。

 ホセ副議長は昨年12月、パイプライン建設に関して、準備されていた資金を横領した容疑で司法当局の追及を受けました。解任は、副議長の犯罪が確定する前に行われ、判事は「犯罪のためにこのポストを使用でき、その予防措置として行われた」と主張していました。

 弁護側は、「調査では横領の事実関係が実証されていない」と指摘していました。