地元メディア8日の報道によると、世界的な教育評価システムのピサは、ブラジルに心配な報告書を発表しました。それによると、10年間、ブラジルの基礎教育の学習レベルが最も低い国と同レベルのままとしています。
報告書は、世界78の国または地域の中でブラジルは、読解力ランキングで57位、数学力で70位、科学力で65位として、ブラジルの生徒の43％が、3つの分野のいずれにおいても最低限度の理解力が備わっていないと指摘しています。
さらに報告書は、教育の改善が必要とされている国では、新しい教科書がそのまま捨てられてしまっていると指摘し、教科書は裁断され、再生トイレットペーパーとして販売されているとしてます。これは公的資金の無駄遣いであり、数千人の学生の将来の姿を暗示していると、批判しています。
