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大統領が国連で「環境に優しい国」と演説

 地元メディアによると、ボルソナロ大統領は24日、国連総会で演説、社会主義、アマゾンの保存、外交政策、先住民、メルコスール、経済などについて語りました。 

 この演説で多く用いられた単語は「インディアン」、「アマゾン」、「メディア」、「社会主義」、「イデオロギー」、「民主主義」などでした。演説では、「どの国もアマゾン火災で植民地であるかのように行動し、ブラジルの主権を蔑ろにした」と強調し、さらに「先住民族の指導者は、アマゾンへの関心を高めるために外国政府に利用されている」と述べました。

 ボルソナロ大統領はまた、「アマゾンは実質的には手つかずの状態だ。私たちのアマゾンは西ヨーロッパよりも大きのだが、大半が手付かずのままということは、私たちが環境に優しいことの証拠だ」とも語りました。そして、「アマゾンが世界遺産であり、科学者が証明しているように、森林は世界の肺であると誤解されている」としています。