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大統領が軍事介入を要求する集会に出席

 ブラジルメディアによると、ボルソナロ大統領は19日、ブラジリアの陸軍本部前で「軍事介入を要求する」支持者の集会に出席、憲法について演説しました。憲法は軍事介入を禁じていますが、大統領は演説で「支持者の要求は憲法に違反している」ことには触れませんでした。

 集会参加者は民主主義に反対するメッセージが書かれた看板を掲げ、議会の閉鎖、政治家の権利停止、報道機関の検閲を求め、ボルソナロ大統領の軍事介入を要求しました。新型コロナ感染防止について最高裁、議会と大統領が対立、大統領支持者は軍事力での強行突破を求めたものです。

 メディアは、集会に出席した参加者や大統領は保護マスクを着用せず、WHOと保健省が呼びかけるガイドラインを無視していた、と指摘しています。集会には、ボルソナロ大統領の2人の息子(カルロス議員とフラビオ上院議員)も出席しました。