中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

国際線38便に発着枠拡大=ビラコッポス空港=

 地元メディアによると、サンパウロ州カンピーナス市のビラコッポス空港国際線の発着枠が12月から大幅に拡大されます。同空港で今年初めに発着していた国際便はTAP航空のリスボン行きの3便のみでしたが、年末までに世界7都市に向けて合計38便が運航される予定です。
 昨年のビラコッポス空港の利用者は930万人でしたが、2018年までに倍増すると予想され、30年までに合計8000万人の旅行客が同空港を利用できるよう拡張プロジェクトが進められています。
 ビラコッポス空港国際線を利用するブラジル発の飛行機の中でもチケット発券数が特に多いマイアミ、オーランド、ニューヨーク行きの便と、コパ航空ハブ空港があるパナマ行きの便は、今後数年間でさらに増加することが見込まれます。ゴル航空(GOL)は他社に先駆けて今年7月からマイアミ行きの国際便を就航させており、アズール航空(Azul)も12月1日にフォートローダーデール行きを、同15日にオーランド行きの運航を開始し、来年からはニューヨーク行きの国際便も就航させる予定です。このほかアメリカン航空が12月2日にニューヨーク、3日にマイアミの発着便を運航し、コパ航空は同10日からパナマ発着便を運航します。