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ブラジル日通が「ロジスティクスセンター」開設

 日本通運株式会社(渡邉健二社長)の現地法人であるブラジル日本通運有限会社(ブラジル日通、細谷浩司社長)が、サンパウロ州カジャマール市に「ブラジル日通カジャマールロジスティクスセンター」(総面積3062平方メートル)を開設、20日から稼働しました。これでブラジル国内の同社ネットワークは7拠点になりました。
 カジャマール市はサンパウロ中心部から北西約35キロ。ブラジルへの航空貨物の窓口であるビラコッポス国際空港とグアルーリョス国際空港からは60キロ圏内で、南米最大の海上貨物取扱量を誇るサントス港へは120キロの位置です。同センターはサンパウロ市への供給地として期待され今後の発展に期待が持てます。
 同センターは、物流拠点として高度な機能を備え、自社スタッフによるオペレーションと当社独自のグローバル在庫管理システム「REWARDS」で、検品作業・キッティング・クロスドックといった高付加価値サービスも提供しています。
 ブラジル日通では「今後もお客様の多様化、高度化するロジスティクスニーズに対応するため、さらなるサービスの向上とネットワークの拡大に努めてまいります」と意気込みを語りました。