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肥満の女性が出産2日前まで妊娠知らず

 地元メディアによると、サンパウロ州ジュンジアイー市内の学校で教師として働いているバネッサ・ナシメントさん(35)は妊娠を知らずにいましたが、妊娠を知った2日後に無事出産しました。バネッサさんは肥満症を患っており、妊娠していることに全く気付かなかったそうです。
 バネッサさんは、定期健診で婦人科を訪れ,初めて妊娠の事実を知りました。診察した医師が子宮筋腫の疑いがあるとして病院で精密検査を受けるよう指示、超音波検査で妊娠約40週、妊娠10カ月であることが判りました。「その瞬間は幸せと驚き、そして不安が頭の中を駆け巡った。妊娠していたのに吐き気や眠気などは一切なかった」とバネッサさんは振り返っています。
 妊娠を知った2日後に帝王切開で身長49センチ、体重2880グラムの男児を無事出産しました。バネッサさんと夫のルシアーノ・ナシメントさんには既に17歳の長女がいます。結婚20年目を迎える今年2人目の子供を授かることとなり、バネッサさんは「2人目がずっと前から欲しかったけれど、こんな形で突然生まれるとは思っていなかった」と驚きの表情でした。