地元メディアによると、10月の総選挙では州知事選と国会議員選挙も行われますが、サンパウロ州では再選を狙うジェラルド・アルキミン州知事(ブラジル社会民主党=PSDB)がライバル候補との差を保ちトップを独走しています。ダッタフォーリャ社の調査によるもので、アルキミン候補の支持率は53%と圧倒的優位に立ち、1次投票で当選が確実視されています。
政見放送開始前の8月前半に行われた調査と放送開始後2週間がたった今月3日に終了した今回の調査結果を比較すると、アルキミン候補の支持率は2%低下しています。この2%は誤差範囲とみられ、実質的な変化はないとしています。同候補の最大のライバルであるパウロ・スカッフ候補(ブラジル民主運動党=PMDB)は16%から22%へ支持率を上げています。
また、サンパウロ州の上院議員選の各候補の支持率はジョゼ・セーラ候補(PSDB)とエドアルド・スプリシー候補(労働者党=PT)が僅差で並び、3位に前サンパウロ市長のジルベルト・カサビ候補(社会民主党=PSD)が追っています。