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猛暑に続く豪雨の年明け

 現地メディアによると、サンパウロ市で2012年以降の最高気温を記録した3日、国立気象観測所では夜明け前に既に24.2度を観測していました。日中の最高気温は市内北部の観測所で35.4度を記録。翌日にはサンパウロ州とリオ州を寒気が襲い、4日夜から5日午前にかけて両州に強い雨が降りました。この影響でサンパウロ州北部海岸地域の市町村では水の供給がストップし、多くの旅行客が予定を切り上げて帰途に就く光景も見られました。
 国立気象観測所によると、3日のサンパウロ市の気温は1943年に観測を始めて以来9番目に高い記録でした。サンパウロ市では年末から気温が上昇し、昨年12月29日以降は日中の最高気温が30度を超える日が続いています。
 40.4度を観測したリオ市では、昼過ぎの気温の高さによって「ショッピングセンター・レブロン」に設置されている火災防止システムが自動的に作動し、スプリンクラーが放水を始めるアクシデントも見られました。