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チャイルドシート法違反の大統領が謝罪

 新たに開通した高速道路(BR―448)の記念式典に参加するためリオ・グランデ・ド・スル州を訪れていたジルマ大統領は、ポルト・アレグレ市内南部に住む娘の家から同区内の祖父宅へ孫を連れて行く途中、孫をチャイルドシートに座らせず、走る自動車の後部座席で抱いたままだったとして、道路交通法に違反に問われました。同市の交通循環公社は罰金を科さない方針です。理由を道路交通法に違反のカルロス・ピレス氏は「この違反では現行犯でなければ罰金の徴収ができない」と説明しています。
 この交通違反について大統領はツイッター上で「孫が後部座席に座った私にしがみついたままだったが、それを許してしまった私が間違っていた」と述べ、「車の中では子供はチャイルドシートに座らせていなければならない。私の過失を許してほしい」と謝罪しています。
 どこかの政治家と違って、非常に素直で、わかりやすい対応です。