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査定機関ONAで 援協病院が「最優秀」に認定

 サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)経営の援協病院が12日、ブラジル厚生省公認の認定制度で病院の品質を査定する機関「ONA(Organizacao Nacional de Acreditacao)」の最高認定に当たる「最優秀」の認定を受けました。同日午後からサンパウロ市リベルダーデ区の援協5階神内ホールで授賞式が行われ、援協関係者や病院関係者ら約150が出席して、菊地会長に同機関担当者から認定賞が授与されました。
 援協は2007年から同査定を申請していて過去2度、レベル1に当たる「認定」とレベル2に当たる「最高認定」を得ている。同機関関係者によると、ブラジル国内で最優秀を受賞しているのは86病院しかありません。
 同査定は公立・私立を問わず各病院の医療の質を基準として安全性、組織、品質管理の3点を重点項目に審査しています。援協病院のオカモト・テルヒコ医師長は「これでトップの仲間入り。誇りを持ち、気を抜くことなく同レベルを維持していきたい」と喜こんでいました。
 同機関は半年に1度、書類提出を含めた査定審査を行っています。