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在外選挙でサンパウロ管内投票数大幅減少

 日本の第46回衆議院議員選挙に伴う在外公館投票が5日から実施され、2010年に実施された第22回参議院在外選挙同様、全国の各公館で投票が行われました。世界で最も多い在外選挙人登録数を誇る在サンパウロ日本国総領事館は今回、投票場所をサンパウロ市東洋街にある援協ビルに変更して実施。投票数は8日までの4日間を通じて計784票(郵便投票、日本での投票数は含まれない)と、09年に行われた前回の衆院選時の半数以下に落ち込みました。同総領事館の管轄地域はサンパウロ州マット・グロッソ州、南マット・グロッソ州ミナス・ジェライス州三角ミナス地域となっています。
 2000年から始まった在外選挙は今回で9回目(当初は郵便投票のみ)。小選挙区は07年から導入されたため、今回で6回目の実施になり、衆議院在外選挙は公館投票(文協、援協施設を含む)としては05年、09年に続いて今回で3回目です。
 在サンパウロ総領事館管内の在外選挙人登録者は、今月11日現在で1万2385人。同領事館管内の投票場所は前回まで同館や東洋人街の文協ビル内でしたが、今回は場所を変更して援協ビル5階で行われました。