PwC監査法人が、「3カ国語ビジネス用語集」(英語、ポルトガル語、日本語)をブラジルで発刊しました。これまで英語のビジネス用語を日本語に訳す際の、共通の指標となる用語集は存在したものの、ポ語を日本語に訳したものはほとんどなく、ブラジルの日系企業のビジネスコミュニケーションで大きな課題になっており、それを解決する書籍になりそうです。
最近、日本から進出企業が増え、ビジネスコミュニケーションに対するニーズが高まっている現状を受け、2008年ブラジル移民100周年をきっかけに企画し、このたびの発行にこぎつけました。翻訳の監修は、弁護士の二宮正人さんです。
PwC監査法人日本企業ビジネス・サポートマネージャーの坂間カロリーナさんは「ビジネスで使う日本語を正しいポルトガル語に訳すことができ、共通の認識で使えるのが魅力。英語訳での意味の確認もできるため、幅広く役立ててほしい」と語っています。
同書についての詳細は坂間さん(carolina.sakama@br.pwc.com)まで。