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美少女コンテストでブラジル国籍の少女が受賞

 地元メディアによると、トルコのアンタルヤ市で5日に開催された2013年世界美少女コンテストで、ブラジル人の母親と米国人の父親を持つビクトリア・ジャクソンちゃん(10)が米国代表として出場し、ワールド・リトルビューティー賞に輝きました。「水の保護」がテーマとなった今年のコンテストには各国代表の37人が出場し、美しさの審査のほかにも面接やプレゼンテーションを通じて候補者らの知性が審査対象となりました。米ユタ州ソルトレークシティーで生まれたビクトリアちゃんは、自分の住む町の河川の清掃や節水の重要性に関する学校の活動の様子についてスピーチ、リトルビューティー賞を受賞したものです。
 ビクトリアちゃんの母親のアドリアーナさん(39)はセルジッペ州アラカジュー市出身で、2008年に既婚者を対象としたミセス・ワールドコンテストに出場した経験があります。「娘は幼いころからお姫様のような格好をするのが好きだった。だからコンテストに出場することが楽しくて仕方がないみたい」と話していました。
 ブラジルと米国の二重国籍を持つビクトリアちゃんは、英語が母国語ながらポルトガル語も堪能で学校の成績も良いそうです。現在は進学コースで数学を学んでいますが、ポロやカポエイラのほかサーフィンなどもこなすスポーツ万能の少女とか。特にサーフィンの腕前は、ユタ州の湖で地元メディアに取り上げられたほどです。