中南米の最新情報

NPOチャレンジブラジルが、ブラジルを中心に中南米のニュースをお届けします。

性的虐待で弁護士を告発

 サンパウロ州バウルー市に住む45歳の男性弁護士が、18歳の娘、13歳の姪(めい)、18歳の義妹に対して性的虐待を行ったとして、警察による調査を受けました。この調査、告発者の供述により裁判所は、容疑者と妻に対し、娘と義妹から100メートル以上の距離を置くよう命令しました。
 地元メディアによると、容疑者はバウルー市及び周辺地区公務員組合の法律顧問を務めている弁護士で、さきごろ娘によって告発されました。告発した娘は8歳の時から16歳になるまで父親からオーラルセックス(口を使った性行為)を強要されるなど性的虐待を受けていたと語っています。姪と義妹も2009年以前に性的虐待を受けていたと供述しました。
 プリシラ・アルフェレス署長は裁判所に対し容疑者の一時拘置を要求しましたが、すでに証人喚問を終了しているとして、裁判所側は拘束を認めない方針です。