サンパウロ州のジョゼ・セーラ知事(PSDB党)は19日、テレビ番組のインタビューに対し、「(現職を辞すのは)数日後、4月上旬だ」と述べ、公の場で初めて大統領選への出馬を認める発言をしました。
対立候補と見られるジルマ官房長官(PT党)が最新の世論調査で30%の支持を獲得し、差を5ポイントまで追い上げていることについては、「驚きはない。PT党は毎回最低30%は獲得しており、予想通りだ」と述べました。
激戦が予想される選挙戦については、「まだ時間はある。ジルマ氏は(派手なメディア露出で)一時的に支持率が上がったが、沈静化するだろう」としています。