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国内の所得格差はゴイアニアが最大

 国連ハビタットが19日公表した報告書によると、世界の都市別・所得格差ランキングでゴイアニア市が10位にランクされました。1〜9位までは全て南アフリカの都市でした。
 この調査は、63か国138都市を対象としており、ブラジルからはベロオリゾンテ市(13位)、フォルタレーザ市(同)、ブラジリア(16位)、クリチーバ市(17位)の各市が上位入り。リオ市は28位、サンパウロ市は39位でした。
 同報告書によれば、2000〜10年の間にブラジル全土で約1040万人がスラム街から移住したことも分かりました。比較的貧しい地域が多いブラジル北東部で、特に改善の傾向が見られるそうです。