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日本政府、ブラジルに2億2000万ドル融資

 現地紙が報じた時事電によりますと、日本政府は14日、サンパウロ市の上水道改良、南部サンタカリーナ州の汚水処理改良両事業支援のため、ブラジルに対し、2億2000万ドル(約4億3000万レアル)の新規融資を行なうと発表しました。
 新井辰夫在伯公使とアモリン外相の間で調印され、62億円(約1億3000万レアル)は上水道ダムの改良に、144億3000円(約3億レアル)はサンタカリーナ州沿岸地域での汚水処理プラントの建設などに充てられます。
 融資期間は25年で、年利は1.2%。これまでのような「ひも付き」融資ではなく、日本製の装置を使用するかどうかは自由に選択できる「ひも無し」の融資ということです。