ブラジル銀行は５月28日、零細・小企業向けの自動車購入ローンを緩和し融資可能枠を購入額の100％に拡大、最低金利を月利0.77％に引き下げると発表しました。対象となるのは年間総売上が6000万レアルに満たない企業で、購入する自動車は新車に限定されます。返済期間は最大60カ月。
地元紙の報道によると、同行は４月初めに「Bompra todos」というプログラムを開始、零細・小企業向け融資の金利を引き下げ、これまでに99億レアルを融資しています。この金利引き下げにより３月に比べて融資額が18.4％拡大しました。
零細・小企業向けは自動車ローンに限らず運転資金融資も増えており、融資額は前月比38％増の21億レアルに達しています。
