元旦の午後9時半ごろ、サンパウロ市ビラカロンの日系の住宅に、未成年者1人を含む5人組の強盗が侵入、室内に寛いでいた老夫婦（78と74歳）、孫娘2人、孫の母、従兄弟の計6人を人質に取り室内を物色していましたが、近所の人の通報で駆けつけた軍警に全員救助され、犯人は逮捕されました。
通報した隣家の家人の話では、襲われた家庭の周辺を不審な青年たちがうろついていたので、どこかおかしいと軍警に通報したものです。軍警が駆けつけ玄関のベルを鳴らすと、2階から孫娘が降りてきて、「誰もいない」と答えたものの、軍警はその言葉を信じることなく娘をそっと外に出し、2階に突入、人質の老夫婦ら5人を解放すると同時に犯人グループ5人を逮捕しました。家族に怪我人はいませんでした。
また、外でオートバイに乗って見張りをしていた犯人も逮捕しました。
