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サンパウロ市で未成年少女による集団強盗多発

 地元メディアによると、サンパウロ市南部ビラ・マリアーナ区で最近、未成年少女ら約15人のグループによる集団強盗が多発し、同区の商店主たちを困らせています。少女らは地下鉄アナ・ローザ駅周辺を集合場所にしていると見られ、近くの商店や歩行者を狙って強盗や窃盗を繰り返しています。
 同区にある衣料品店のルイス・エドワルド店長は、7人の少女らが店内に侵入してズボンを持ち去ろうとしていたのを目撃、何とか店員とズボン1着を取り戻しましたが、犯人には逃げられてしまいました。
 同区で先週行われた安全評議会の会議の席上、サンパウロ州軍警指揮官のフラビオ・バチスタ大佐は「犯行グループのメンバーはすでに15回は現行犯逮捕されている」と話しています。
 同評議会のドグラス・メリェン・ジュニオール会長によると、昨年10月から未成年の少女らによる強盗グループが逮捕されるようになり、先々週の1週間だけでも3回の逮捕劇が見られたそうです。