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ESTA認証なければブラジルへ行けない

 ブラジル渡航の際、米国経由の人は、電子渡航認証システム(ESTA)による電子渡航認証が義務付けられました。日本国籍者で、短期商用・観光目的で米国を訪問、または経由地として通過する旅行者は電子渡航認証が必要になります。
 義務付けられるESTAは、米国に短期商用・観光目的(90日以内)で渡航予定のブラジルを含むビザ免除プログラム参加国のすべてのビザなし渡航者が、米国行きの航空機や船舶に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けることを義務づけるものです。ESTAなしでは米国に入国できなくなり、米国を経由してブラジルに行けなくなります。
 事前認証は、米国国土安全保障省(DHS)が管理するホームページに入って申請を行います。方法は簡単です。
 ①ESTAを申請するウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov)に入る。
 ②『日本語』をクリック(選択)する。
 ③『米国への渡航認証を申請してください』の項目にある『申請』をクリック。
 ④『免責事項』を承認したら、『はい、私は内容を読み、理解しました』をクリック。
 ⑤赤い星マークのついた箇所の『申請者情報』、『パスポート情報』を記入。七つの質問に回答し、最後にESTAへの同意をする意味で黒い太文字の『証明』をクリック。
 ⑥記載内容を確認して、最後にもう一度パスポート番号を入力。
 ⑦申請番号を受領。
 ⑧72時間以内に記載したEメールに申請に対する回答が返ってくる。
 ⑨Eメールに帰ってきた回答を印刷してパスポートとともに携行し、米国に入国する時に入国管理官に見せる。
 ESTAの有効期限は最大2年。また、申請者本人以外の代理申請も可能で、ESTAの導入で将来は出入国カードを廃止する予定となっています。