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「ヤキトリ店」に強盗団、警官隊と銃撃戦、犯人1人死亡

 7日午後9時頃、サンパウロ市内の日本食料理店「ヤキトリ」に3人組の強盗が侵入、客ら40人を人質に取り立てこもりました。犯人3人は通報で駆けつけた警官隊と銃撃戦になり、強盗の1人が死亡、残りは投降しました。客にけがなどはありませんでした。
 調べによると強盗団は15〜17歳の未成年。「ヤキトリ」の正面入り口から店内に入り、ガードマンや日系人日系企業の重役などの客、従業員ら約40人を拳銃で脅して拘束し、金銭や宝石など計5千レアル(約25万円)を奪いました。物陰に隠れた従業員が警察に通報し、犯人3人は駆けつけた警官らと銃撃戦となったものです。警察官の発砲により強盗団の1人が死亡、警察は投降した残り2人を逮捕しました。全員が初犯でした。
 従業員の話では、同店が強盗に襲われたのは今回が初めてで、ガードマンも拳銃を所持していなかったそうです。