Ｗ杯はすでに終わりましたが、典型的だった移民家族の応援風景を紹介。
日本対ブラジル戦が行われたときのある家庭。おじちゃん、おばあちゃんに、息子夫婦、孫がいて、揃ってテレビ観戦。移民の１世であるおじちゃん、おばあちゃんはもちろん日本を応援。残りの息子、孫はブラジルを応援。微妙な立場がお嫁さん。おじいちゃんたちに遠慮しつつのブラジル応援。
それでもブラジルが逆転すると、このお嫁さんも本来のブラジル人に戻って、大声でブラジルを応援していたとか。でも、「お父さん、お母さん、ごめんね」と声をかけるのを忘れなかったといいます。試合が終わり、ブラジルの勝利に孫や息子は大満足。おじいちゃんたちの裏に建てた家に住む息子夫婦たちが引き上げるとき、お嫁さんは「ザンネンでしたね」と一声かけるのを忘れなかったとか。おばあちゃんは、「いろいろと気を遣い、かわいい嫁です」と敗戦のショックも癒されたとか。
ブラジルならではのお話でした。
