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統一選へ向け羽藤親子が意気込み

 羽藤ジョージ・サンパウロ州議(66、PMDB)と、息子のアレックスさん(31、PMDB)がサンパウロ新聞に、10月の統一選挙に出馬すると明言、その意気込みを語りました。
 ジョージ氏はサンパウロ市議を7期務めた後にサンパウロ州議となり、今回はサンパウロ州議として2回目の当選を目指します。1期目を終えジョージ氏は、「副議長として毎日人より早く議会に行き、会館の鍵を開けるところなどから頑張った。政策としては防犯カメラを設置するなど治安の改善に努めた。強盗が少なく、街もきれいな日本の文化をお手本に、ブラジルのため、日系人のために頑張りたい」と意欲を見せました。
 アレックス氏はジョージ氏の息子で、羽藤ジェオルジ・サンパウロ市議の弟になります。今回が初出馬で連邦下議に挑戦します。現在医師をしていますが、幼い時から父やおじが政治家として働く姿を見て、いつかは自分も政治への道を歩みたいと考えていました。
 アレックス氏は、「兄がサンパウロ市議、父がサンパウロ州議であることから、自分は連邦下議を目指します。医療や防犯対策にかかる税金の引き下げを行い、教育やスポーツ、文化の振興にも力を入れていきたい」と抱負を述べました。
 政党は父や兄と同じPMDB。同党のシシェル・テメール副大統領も応援しています。