日系人150万人が暮らすブラジルでは、日本語の新聞以外に、日本の雑誌、書籍も輸入・販売されています。雑誌は2カ月遅れで発売され、日本では11月に発売される12月号が、1月に発売されています。
どんな雑誌があるのか見てみると、文藝春秋、家の光、正論、健康、安心、主婦の友、オール読物、PHPといったところです。時には週刊朝日、週刊新潮、週刊文春などの週刊誌も見られますが、こちらはかなり遅めの発売で、人気があるのは月刊誌のようです。
書籍は推理ものに人気があるようで、赤川次郎、森村誠一、内田康夫、西村京太郎各氏の作品が目に付きます。ブラジル在住の日系人たちも、基本的な趣向というのは、日本にいる日本人と、そう変わりはないようです。