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カラオケで日本語普及

 2月1日から2月21日まで、国際交流基金サンパウロ文化センター(吉井弘所長)主催で『ブラジルカラオケ大会』がブラジル8カ所(リオ、サンパウロ、ブラジリア、ロンドリーナポルト・アレグレベレンマナウス、サルバドール)で行われます。一人でも多くのブラジル人に日本語を学ぶ楽しさを知ってもらおうと行われるもので、各地区での優勝者(2名)はサンパウロで行われる全国大会に出場できます。
 このカラオケ大会のユニークなところは、歌のうまさよりも、日本語の正確な発音にあり、あまり歌がうますぎると、カラオケのやり過ぎと落とされる可能性もあるとか。
 現地の新聞は、全国大会出場の切符を手にするのは、日系人よりも非日系人の方が有利と推測しています。日本語の環境にないのに、日本語をよく勉強したということで、少しぐらい歌は下手でも、全国大会に出場できるチャンスがあるからとか。アドバイスとしては、日系人でも、なるべくブラジル人のような発音の日本語で歌った方が、チャンスは高まるというのですが。
 以前、このカラオケ大会はオーストラリアで開催され、好評を博したそうです。