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当NPOで渡伯したボランティアが新聞に登場

ncb2005-05-19

 NPOチャレンジブラジルのプログラムでブラジルへ行き、ボランティアに精を出しているN子さんが現地の新聞で紹介されました。下記にその一部を紹介します。

 N子さん<24歳・東京都出身>は現在、サンパウロ総合大学の外国人向けポルトガルコースに通う傍ら、車椅子バスケットのボランティアをしている。日本では、石原慎太郎東京都知事のお膝元、都立病院の看護師として活躍、公務員として順風満帆な生活を送っていた。『なぜ、よりによってブラジルに。安定した仕事を辞めてまで』と同僚たちは口を揃えて忠告したという。
 N子さんに転機が訪れたのは3年前、2002年に北九州市小倉で開催された世界車椅子バスケット選手権、通称『ゴールドカップ』にボランティアとして参加したことに始まる。当初、英語圏のバスケットチームのボランティアを希望していたが、割りあてられたのはブラジル男子チームだった。『え、ポルトガル語。でも、それ以上にビックリしたのが、ブラジル人の感覚ですね』と苦笑する。
 試合当日、N子さんは集合時間の7時半、ホテル玄関前にいったが、誰ひとりいなかった。恐る恐るホテル内に入っていくと、『ハーイ、N子、朝食、いっしょに食べないか』と笑顔の選手たち。思わずこめかみに青筋が立ったが、なぜか怒れない。そんな彼らが生活するブラジルってどんな国だろう、一度見てみたい、それがブラジルへの興味へと繋がったという。
 4月18日から24日まで、サンパウロ州カラグァワツーバ市で行われた車椅子パウリスタ・バスケット選手権大会にも、ボランティアとして参加、選手とともに汗を流した。

 このN子さんの報告は、 NPOチャレンジブラジルのホームページhttp://www.challenge-brasil.com/でも紹介しています。是非ご覧ください。